サイドカメラから得られる映像など(ZC32S)
AVCの埋め込み型カメラ2個をスイフトスポーツ(ZC32S)のドアミラー(サイドミラー)下側へ取り付けました。
1つ目は、HBS-CAM01で、左前方の死角をカメラでカバーするのが目的です。
2つ目は、HBS-CAM02で、左後方の死角をカメラでカバーするのが目的です。
それでは、以上の目的を達成することが出来たかを実際の映像(画像)を交えて考えます。
左前方の死角
まずは、左前輪付近の死角を運転席から設置したモニターで確認できるかどうかですが、問題なく確認できるようになりました。
スイフトスポーツ(ZC32S)では、左Aピラーが太目のため、左折の際などの際に死角が多くなっていて、不安なことも多々ありましたが、その不安も解消されました。
ちょっとモニターを直接撮影したので、画像が荒いように感じますが、実際にはもっと鮮明です。
被写体がティッシュボックスと小さいので、少し分かりにくいですが、逆に小さいものでも良く見えることが分かります。
これなら縁石等にアルミホイールを擦ってしまうのも防げると思います。
ただカメラの取り付け位置の関係で、ボディ部分が少し多めの割合になっています。
カメラの位置をドアミラーの端(HBS-CAM02の位置)にすれば、改善されると思います。
左後方の死角
カメラが水平にはならないため、思っていたような映像は得られませんでした。
ただドアミラーでは見えない死角が見えるようにはなりました。
左後方にティッシュボックスを置いてみましたが、ドアミラーでは確認できません。
かなり広範囲を確認できるようです。
※モニターを直接撮影しているため実際に見ている映像とは反転しています。
あとは、スイフトスポーツ(ZC32S)の場合、後退時に自動でサイドミラーの角度が変わりませんが、後ろ左側のタイヤ付近をモニターで確認できます。
バックで寄せたり、縦列駐車などでは役に立つと思います。
あるていど分かっていましたが、出来れば後輪からもっと後ろの映像が欲しかったのです!
その映像を得るには、埋め込みタイプのカメラではなく、外付けタイプのカメラを取り付ければ良いと思いますが、カメラの裏側が前方から見えることになるので、ドアミラーを見た感じはスッキリしなくなってしまいます。
専用品もないので…。
そもそも後方をサイドカメラで確認しようという目的で販売されているカメラが無いですからね!
カメラが一つ余っていたので、実験的に行った感もつようですし。
それと最後に、夜間で街灯等がないような暗い状況では、基本的にモニターの映像は真っ暗です。
夜間でも対応させるには、赤外線を照射するような機能が付いたカメラを選ぶ必要ありです。
しかし、埋め込み型のカメラで、赤外線を搭載した機種は今の所、無いと思います。